【予選会参加】第4回ヴィノテラスカップ ブラインドテイスティングコンテスト

オンラインワインスクール「ヴィノテラス」が開催した「第4回ヴィノテラスカップ ブラインドテイスティングコンテスト予選会」に参加したレポートです。

Zoom開催
開催日:2024年11月23日(土)
時間:17:00~19:00
参加費:6,600円
予選会上位8名は決勝戦進出
決勝戦:12月7日(土)、赤坂インターシティコンファレンス
賞金:優勝者に20万円

Ryoko

第4回「ヴィノカップ」
賞金はなんと20万円!

【12月7日(土)】第4回ヴィノテラスカップ決勝戦観戦&ブラインドテイスティングチャレンジ
目次

予選の内容は?

司会は佐々木健太さん。軽快なトークで、エンタメ感が増します!

予選会は全6アイテムを40分で試飲し、ヴィノテラスの学習サイト上で解答。
合計得点の高い上位8名が12月7日(土)の決勝戦へ進出します。

【採点方法】
品種5点、生産国4点、ヴィンテージ2点、生産地は記述式(カタカナ)
1アイテム各11点×6=合計66点満点

※同点だった場合は、品種→生産国の順に正解数が多い方が上位になる
※上記でも同点だった場合は、記述式にて記載した生産地の正解が多い方が上位になる
※上記でも同点だった場合は両社とも決勝戦進出となる

参加者はどんな感じ?

なんと参加者は約250名!
ソムリエ協会のブラインドテイスティングコンテストの参加者が500名ほどですから、それに迫る勢いです。

Ryoko

ソムリエ協会のブラインドテイスティングコンテストには賞金はありませんので、ヴィノテラスの20万円って破格ですね。

参加者はこんな方々でした。
・各地で行われているブラインドテイスティングコンテストの優勝者やファイナリスト常連の方々
・ソムリエ・ワインエキスパート試験に合格したばかりの方々
・力試しとして
・軽い気持ちで…などなど

どんなワインが出たの?

6種類のワインが出題されました。

ワインは自宅など指定した住所に送られてきます。
参加者は各自グラスに注いで待ち、同じ時間に一斉にブラインドテイスティングをするという流れになります。
不正ができないよう工夫がされています。

ワインはクール宅急便で送られてきた
Ryoko

ソムリエ・ワインエキスパートのテイスティング試験に出題されるような基本品種のみの出題でした。

スクロールできます
ブドウ品種産地ヴィンテージ
No.1リースリングドイツミッテルライン2021年
No.2ミュスカデフランスロワール地方2022年
No.3シャルドネ日本福島県2021年
No.4テンプラニーリョスペインリオハ2019年
No.5シラーズオーストラリア南オーストラリア
マクラーレン・ヴェイル
2021年
No.6サンジョベーゼイタリアトスカーナ州2021年

正答率のデータが面白い

Ryoko

決勝進出者発表の前に、司会の佐々木先生によるテイスティングワインの解説&解答データの発表が!
これが面白かったです。

No.1 リースリング|ドイツ|ミッテルライン|2021

バッハラッハー リースリング カビネット ファインヘルプ
アルコール 11.0%
価格 3,200円(税抜)
バイオダイナミクス農法によるブドウ栽培。低温で長時間の発酵と熟成。

No.2 ミュスカデ|フランス|ロワール地方|2022

Domマルタン ミュスカデS&MシュールリーVV
アルコール 12.0%
価格 1,900円(税抜)
樹齢70年以上のブドウ使用。45年前の古樽で樽発酵、樽熟成。

No.3 シャルドネ|日本|福島県|2021

新鶴シャルドネ
アルコール 12.0%
価格 3,600円(税抜)
オーク樽にて18~24℃で約14日間発酵。オーク樽にて約5ヵ月間育成。

No.4 テンプラニーリョ|スペイン|リオハ|2019

Muga レセルヴァ
アルコール 14.5%
価格 4,800円(税抜)
6ヵ月間の樽発酵・熟成の後、古樽で24ヵ月熟成、さらに瓶熟12ヵ月。

No.5 シラーズ|オーストラリア|南オーストラリア(マクラーレン・ヴェイル)|2021

ダーレンベルグ・フットボルト・シラーズ
アルコール 14.5%
価格 2,500円(税抜)
5tのオープン樽で発酵。フレンチオーク樽(新旧)で12~18ヵ月熟成。

No.6 サンジョベーゼ|イタリア|トスカーナ州|2021

グラナイオ キアンティ・クラッシコ
アルコール 14.0%
価格 3,278円(税抜)
数日間低温でマセラシオンした後にアルコール発酵、樽熟成。

結果発表

予選を通過した上位8名の方々はこちら!
12月7日(土)の決勝戦が楽しみです。

40分間で6種類のワインをテイスティングし、解答するというものでしたが、解答時間が5、6分の方々もいらっしゃり驚き!
※下記の表、右端が解答時間

右端の数字は解答に要した時間

予選通過した方々以外にも、上位の方の点数と順位が公開されました。
同点の方が多く、接戦だったことが分かります。

Ryoko

私は44点で、17番目に名前がありました。
ちょっと嬉しい♥

まとめ

予選は解説、決勝進出者のインタビューを含めてオンラインで2時間行われました。全国どこからでも気軽に参加できるのが良い点だと思いました。

ブラインドテイスティング能力を競うコンテストではありますが、佐々木先生による解説があり、知識のブラッシュアップにも最適です。
エンタメ感満載で、とても楽しい2時間でした。

Ryoko

決勝戦の観戦、前回参加したのですがとてもおすすめです!
一人参加でも楽しめました。
決勝戦でファイナリストがテイスティングしているワインを参加者も観客席でテイスティングすることができます(一部のワイン)。

【12月7日(土)】第4回ヴィノテラスカップ決勝戦観戦&ブラインドテイスティングチャレンジ

ワインスクール「ヴィノテラス」

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この記事を書いた人

元国際線CA
WSET® Level3 Decanter Prize受賞
日本ソムリエ協会認定ソムリエ

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