環境に配慮したシャンパーニュ造りで注目を集める 「シャンパーニュ・テルモン(Champagne Telmont)」。
その Global Executive Director ジャスティン・ミード氏(Justine Meade) が来日し、新作 『レゼルヴ・ド・ラ・テール・ロゼ(オーガニック)』 をお披露目するテイスティングセッションが開催されました。
“母なる自然の名のもとに”というメッセージを掲げるテルモン。
テイスティングセッションに参加し、その味わいとメゾンの想いを体感しました。

テルモンの世界観を反映した空間演出
TELMONT(テルモン)とは
1912年、シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区ダムリー村で創業した老舗メゾン、テルモン(TELMONT)。
100年以上にわたり家族経営を続け、2022年には俳優 レオナルド・ディカプリオ氏 が出資者として参画したことでも注目を集めました。
メゾンが掲げるのは、“母なる自然の名のもとに”。
自然への敬意を軸に、すべての工程で環境負荷を最小限に抑えることを目指しています。
自社畑と提携するブドウ生産者のオーガニック転換を進め、軽量ボトルや再生素材の使用、100%再生可能エネルギーによる生産体制など、サステナブルな取り組みを徹底。
“優れたワインは自然からの贈り物である”という信念のもと、アルチザンとサステナビリティを融合させた、新時代のメゾンとして世界的な関心を集めています。
※アルチザンとは、職人による伝統的な製法での少量生産を意味

オーガニックの畑は雑草が生え、生命力に満ちた青々とした姿
レゼルヴ・ド・ラ・テール・ロゼ(オーガニック)とは
Réserve de la Terre Rosé|レゼルヴ・ド・ラ・テール・ロゼ(オーガニック)
Brut(辛口)
シャルドネ38%、ピノ・ノワール35%、ムニエ27%。
100%オーガニック認証
2020年と2021年、2つのヴィンテージをブレンドし、瓶内熟成は3年。ドザージュは6.4g/L。
2021年は収量こそ厳しかったものの、驚くほどの果実の質を備え、
2020年は傑出した品質の寛大なヴィンテージ。
コート・デ・バール産の赤ワインを15%含む3品種をブレンドした、活力と複雑さのバランスが取れた繊細なワイン。

すべての情報はボトルラベルに表示されている
「レゼルヴ・ド・ラ・テール(Réserve de la Terre)」は、テルモンの哲学 “母なる自然の名のもとに” を体現するシリーズ。
その新作 『レゼルヴ・ド・ラ・テール・ロゼ(オーガニック)』 は、テルモンとして、そしてシャンパーニュ地方全体でも珍しい オーガニック・ロゼ・シャンパーニュです。
サステナブルな造りを追求してきたテルモンが、ついにロゼでもその哲学を具現化した一本といえます。
『レゼルヴ・ド・ラ・テール・ロゼ(オーガニック)』 は、
2020年と2021年の2つのヴィンテージをブレンドして造られています。
ヴィンテージのブレンドは2021年が45%、2020年が55%。
2021年は収量的には困難な年でしたが、収穫されたブドウの品質は優れており、2020年は、傑出した品質のブドウを得られたヴィンテージだったそう。
ブレンドは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエの3品種。
そのうち、コート・デ・バール産の赤ワインが15%加えられています。
醸造は、100%オーガニック認証取得のブドウを使用し、
ロゼ・ダサンブラージュ(白ワインに赤ワインをブレンドする手法)によって造られています。また、マロラクティック発酵を経て、調和のとれた酸が表現されています。
リリース本数は限られ、今回のロゼの生産本数は 5,119本。日本に入るのは わずか500本ほどだそう。
“出会えたら幸運”ともいえる希少な一本ですが、来年には増産が予定されているそうです。

テイスティングノート ― 外観・香り・味わい・スタイル・フードペアリング例まで
外観
淡いピンクにブロンズの輝きを重ねたような色調。
グラスの中で繊細な泡がゆっくりと立ち上がる。
香り
レッドカラントやザクロ、ラズベリーの香りが第一印象。柑橘、さらにスパイスの香りが複雑な層を描く。ほのかに感じるチョーキーなミネラルが、落ち着きを添える。
味わい
フレッシュな酸がきりりと引き締まり、口中では繊細なテクスチャーとほのかな塩味が調和。
果実のふくよかさと酸のバランスが美しく、余韻にかけてはオレンジピールのような心地よい苦みが残る。
控えめなドサージュによって、ピュアで透明感のある味わいが際立つ。
スタイル
フレッシュでエレガントな印象を放つ一本。
オーガニック栽培ならではの生命感と、自然な酸の美しさが際立ちます。
ミネラル感と繊細なテクスチャーが見事に共鳴し、ピュアで透明感のある味わいに。
モダンでありながらタイムレスな魅力をもつロゼ・シャンパーニュです。
フードペアリング提案
- イチジクと生ハムの前菜
- 白身魚(鯛やスズキ)のカルパッチョ 柑橘ヴィネグレット
- 鴨肉のロースト 山椒とラズベリーソース添え
- フレッシュチーズやベリーを使った軽やかなデザート
ボトルに込められた哲学 ― “ロゼなのに透明ではない”理由

一般的に、ロゼ・シャンパーニュといえば淡いピンクを引き立てる透明ボトルであることも多いです。
しかし、テルモンの『レゼルヴ・ド・ラ・テール・ロゼ(オーガニック)』は、グリーンボトルを採用しています。
その理由は、美しさよりもワインと地球への配慮を優先しているから。
透明ボトルは光を通しやすく、ワインの品質を劣化させやすいだけでなく、
再生ガラスを使用できず、環境負荷が高くリサイクル効率が悪いという課題があります。
テルモンでは、こうした環境への影響を最小限にするために、再利用可能な色付きボトルを採用。
これは、同メゾンの哲学 “母なる自然の名のもとに” をデザイン面でも体現する選択です。

オーガニック認定を受けている
Ryoko「やらなくていいことはやらない、してはいけないことはやらない」――テルモンのこのメッセージに共感しました。
美味しいワインを造るために本質以外の要素をそぎ落とす。
特別な箱や重いボトル、装飾的なデザインを排除するのは、環境への配慮と“真に価値のあるものだけを残す”という信念の表れ。
消費者としても、そんな“潔さ”に惹かれます。
まとめ ー サステナブル・シャンパーニュのこれから


として確固たる地位を築くテルモン
その哲学と味わいを体感したテイスティングセッション
テルモンは“サステナブル・シャンパーニュ”という新しい時代を象徴するメゾン。
優れたワインは自然からの贈り物であり、大切に守るべきもの――その想いがすべての工程に息づいています。
現在、テルモンが所有・提携するブドウ畑の約72%がオーガニック認証を取得済み。
2031年までには、すべての畑を有機再生農業へ転換するという目標を掲げています。
また、「すべてはボトルにあり、ボトル以外に何もなし」という方針のもと、外装材やギフト包装材を廃止。
100%リサイクル可能で、87%がリサイクルガラスを使用した軽量グリーンボトル(800g)への切り替えにより、ガラス使用量とカーボンフットプリントの削減を実現しました。
電力はすべて再生可能エネルギーを使用し、物流でもバイオマス燃料を選択。
パートナー企業においてもCSR(企業の社会的責任)への取り組みを重視し、生産から物流まで一貫して環境負荷の低減を追求しています。
あらかじめ理想のワイン像を決めるのではなく、ブドウの性質を見て、それに従ってワインを造る。
人がワインを造るのではなく、ブドウがワインを造る。
その信念と行動が、テルモンらしさを物語っています。
テルモン 母なる自然に向き合うサステナブルなシャンパーニュ – Champagne Telmont Japon


それぞれのライフスタイルに寄り添う
テルモンの世界を一緒に楽しみました









