現役&元CAに聞く「ソムリエ・WSET試験合格体験記」をリレー形式でご紹介します。
機内でワインをサービスするCAにはソムリエやWSET などワインの資格を持つ人が多くいます。不規則な勤務の中、ソムリエやWSET試験に合格したCAたちの体験記はワイン関連資格の合格を目指す方のお役に立つはずです!
※WSET®はWine & Spirit Education Trust(ワインとスピリッツの教育企業合同)の略称で、ロンドンに本部を置く世界最大の酒類教育機関です。WSET Level1~Level4の国際的なワインの認定資格試験を提供しています
Vol.4担当 : Yura
ソムリエ試験合格年 : 2020年
通学&オンライン : 自由が丘ワインスクール
ソムリエ試験に挑戦した理由
元々唎酒師の資格を持っていたので、お酒には興味がありましたが、「ソムリエ 試験は難しい」と思い込み、ずっと受験するのを敬遠していました。
ただ、CAをしているからにはいつか取得したいなぁそろそろかなぁと思っていた矢先、
たまたま訪れたレストランのソムリエの方の姿を見て、その年の受験を決意しました!

一次試験(筆記orCBT)対策の勉強方法
・ソムリエ 教本、YouTubeチャンネル「ワイン一問一答」「とみわいんYouTube」
ワイン一問一答 – YouTube
とみわいんYoutube – YouTube
・自由が丘ワインスクール
・一次試験はひたすら暗記するのみなので、隙間時間を見つけてテキストをひたすら暗記したり、移動中にYouTubeを聞き流ししたり、休みの日にワインショップ巡りをして得た知識をアウトプットしたりしました。
二次試験(テイスティング)対策の勉強方法
・スクールのテイスティングテキスト
・自由が丘ワインスクール
三次試験(論述・実技)対策の勉強方法
三次試験のためにはスクールには通いませんでしたが、スクールの先生に実技試験の一連の流れの動画をいただいたので、それを何度も繰り返し見てイメージトレーニングを行いました。また、ソムリエナイフをスムーズに使えるよう何十本ものワインを抜栓し、練習しました。
試験準備中の困難と克服法
受験の年の1月からスクールに通いましたが、途中でコロナの感染が始まり、スクールの授業がオンラインになってしまい、テイスティングの授業が受験直前までほとんどできない中での受験となってしまいました。
授業がない分、ワインショップで産地別に同じ価格帯で同じ品種のワインを大量買いし、テイスティングのテキストと照らし合わせながらテイスティング対策をしたのを覚えています。

試験を通じて得た学びや気づき
ソムリエ資格取得前までは何となくワインを選んでいたり、他人任せにしていましたが、取得してからは自分でワインを選ぶのが楽しくなりました。また、知識が増えた分、選ぶワインのバリエーションも豊かになりました。
資格取得から数年が経ちましたが、今でも自宅で、食事とのマリアージュや気候や季節に合わせてワインを楽しんでいます。

これから受験を目指す方へのアドバイス
ソムリエ試験を通して、人生が豊かになると思います。
覚える量が多く勉強は大変ですが、得た知識は決して無駄になりませんので、ぜひワインを楽しみながら勉強を頑張ってください。
