ビジネスシーンで活かすワインの知識とは?日経ビジネススクール ON-DEMANDの講座を受講してみました

ワインに関する資格を持っていると、「まず何から勉強すればいいですか?」と聞かれることがよくあります。

特に、ビジネスパーソンの方々からは、会食や接待の場で役立つ知識を効率的に身につけたいという相談が多いです。
実際に、ほんの少しの知識があれば、この方は仕事の場でさらに活かせるのに…と思う場面を何度も見てきました。

しかし、忙しい毎日の中でワインスクールに通うのは現実的ではない、という声もよく耳にします。そんな方々に向けて、最低限知っておきたいワインの基礎知識や、ビジネスの現場で役立つ実践的な学びを提供できるものはないかと探していたところ、今回の講座にたどり着きました。

目次

講座で学べる内容は?

「日経ビジネススクール ON-DEMAND」は日本経済新聞社が提供するビジネスパーソンの為のスキルが身に付くオンデマンド動画講座です。マネジメントスキル、営業マネジメント、リーダーシップ、ブランディング&価値創造などさまざまな講座があります。

あなたのキャリアに寄りそったオンデマンドサービス~いつでも使える学習資産を形成しよう:日経ビジネススクール ONDEMAND
サイト内で「ワイン」と検索すると講座が見つかります。
※ご紹介した講座は新規受付が終了する場合もございますのでご了承ください。

今回ご紹介するのは、「急な接待でも困らない ビジネスシーンを彩るワイン活用講座」です。
多くのビジネス会食において、ワインを飲む機会はありますし、ワインの扱い方、スマートなもてなし方などが会食を成功に導く可能性があります。
この講座には、ワインのみならず、ビジネスパーソンとして学んでおきたいビジネス会食マナーやホスト術、海外のゲストとの会食法なども紹介されています。
ミドルクラス以上のリーダーやマネージャーの方は特に覚えておきたい「美食外交」術は必見です。

講師はメルシャン株式会社 エグゼクティブ・ワインメーカーの安蔵 光弘氏

講師
安蔵 光弘氏
メルシャン株式会社 エグゼクティブ・ワインメーカー
茨城県出身、東京大学大学院卒業、メルシャン㈱に入社。
ワイン醸造を中心に技術係を担当。4年間フランス ボルドーのシャトー・レイソンに駐在、同時にボルドー大学醸造学部に在籍。帰国後はシャトー・メルシャン品質管理課長、本社品質管理部長、チーフ・ワインメーカー、ゼネラル・マネージャーを歴任。23年4月メルシャン エグゼクティブ・ワインメーカーに就任。20年6月~23年6月まで山梨県ワイン酒造組合会長。日本ワインの未来とメルシャン・ブランドの発展に注力する。映画「シグナチャー」の主人公のモデル。日本ソムリエ協会教本の執筆陣に加わる他、著書に「ボルドーでワインを造ってわかったこと」「5本のワインの物語」などがある。

学習対象者
・食とワインに興味をお持ちの方
・接待・会食の機会が多いビジネスパーソン
・会食の幹事を任されやすいミドルリーダー

講座に含まれているもの【受講価格:3850円
・6本の動画(合計1時間42分)
・資料のダウンロード可能
・各チャプターを60%以上閲覧するとテストが受験可能

学習内容
・ワインの歴史、歴史の重要な舞台に登場するワイン
・失敗しないワイン選び、気の利いたワイン選び
・ワインの基礎的な知識(ブドウ品種・産地・製造法)
・ワインのラベルや瓶などから判ること
・ワインの扱い方(適切な保管・温度・グラスなど)
・会食時のマナーやホスト術

WF編集部

「日経ビジネススクール ON-DEMAND」は使用期限がないから、自分のペースで、いつでも好きな時に、何度でも学習可能です。

実際に受講して感じたこと

講座を受講して感じたのは、忙しいビジネスパーソンのために特化された内容と構成がとても実用的だったということです。特に印象的だったのは、移動中や隙間時間に学べる手軽さ。
1本の動画の長さが短く、必要なポイントに絞られているので、会食や接待の直前にサッと見直すのにも最適です。

また、講座の内容はビジネスシーンに即したテーマが中心で、すぐに実践に活かせる知識が多く含まれていました。例えば、『気の利いたワイン選び』のセクションでは、価格帯や相手の好みに応じた提案の仕方が具体的に解説されており、これなら初めての接待でも自信を持ってワインを選べそうだと感じました。

さらに、ワインの歴史やラベルの読み解き方など、基礎知識の部分も簡潔かつわかりやすくまとめられており、初心者でも抵抗なく学べます。そして、会食時のマナーやホスト術といった、ワインの知識以外でも役立つノウハウがしっかり含まれている点も魅力的でした。実際に、グラスの持ち方や温度管理など、普段なんとなく流してしまいがちなポイントを見直すことで、自分自身のワインへの向き合い方が変わった気がします。

講座全体を通して感じたのは、「ワインを知ることは、自分の印象を高めるビジネススキルの一つになり得る」ということ。ワインスクールに通うほどではないけれど、最低限の知識を身につけておきたい、という方にはまさにぴったりの内容だと感じました。

学んだ知識をどう活かす?

講座で学んだ知識は、ビジネスシーンのさまざまな場面で即実践できるものばかりでした。

特に、接待や会食の際に役立つワイン選びのポイントや、会話のきっかけになる歴史や産地のトリビアなどは、相手との距離を縮めるコミュニケーションツールとして活かせると感じました。

例えば、ワインリストの中から相手の好みやシチュエーションに合った一本を選ぶスキルは、単にホストとしての株を上げるだけでなく、相手に「この人は細やかな気配りができる」と印象づけることができます。
また、ワインの基礎知識を押さえておくことで、突発的な会話でも自信を持って対応できるようになり、場の空気を和らげることも可能です。

さらに、ワインの保管方法や温度管理について学んだことで、ワインを扱う際にミスを減らすことができます。例えば、自宅にお客様を招くシーンでは、適切な温度やグラスでサーブするだけで、一段上のもてなしができるようになるでしょう。

何よりも、この講座で得た知識は、単なるワインの話題にとどまらず、相手に対する思いやりやマナーの一環として活かせる点が大きな価値だと思います。忙しい日々の中でも、こうした細やかな準備や配慮を身につけておくことで、ビジネスの場でもプライベートでも信頼感を高められるでしょう。

まとめ

あなたのキャリアに寄りそったオンデマンドサービス~いつでも使える学習資産を形成しよう:日経ビジネススクール ONDEMAND
サイト内で「ワイン」で検索すると講座が見つかります。
※ご紹介した講座は新規受付が終了する場合もございますのでご了承ください。

「日経ビジネススクール ON-DEMAND」の「ビジネスシーンを彩るワイン活用講座」は、忙しいビジネスパーソンに最適な実用的な内容でした。

ワインの基礎知識から、会食や接待で役立つマナーやホスト術までのポイントが効率よく学べる構成で、隙間時間を有効活用できます。

この知識を活かすことで、場の雰囲気を和らげ、相手との信頼関係を深めるなど、ビジネスシーンでのコミュニケーション力を向上させる大きな武器になると感じました。

ワイン関連の講座は現時点で3講座

今回ご紹介した「ビジネスシーンを彩るワイン活用講座」の他にも「初心者のためのワイン入門講座」「ワインと料理のマリアージュ基礎講座」もあります。期間限定割引もありますので、この機会にぜひ学んでみてください。

WF編集部

「日経ビジネススクール ON-DEMAND」には様々な講座があります。
ビジネスの最先端で必要なスキルを習得して、あなたの市場価値を高めてみては?

この記事を書いた人

Wine Flight編集部です。この度は当サイトをご覧いただきありがとうございます。Wine Flight編集部では、CAライターと共にCA視点のワイン情報をお届けしてまいります。どうぞお楽しみに!

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