缶ワインの常識が変わる!? ソムリエが南アフリカ産缶ワイン5種を飲み比べ!Vinette Wine(ヴィネット ワイン)とルイボスワインをレビュー

「缶ワイン」と聞くと、手軽さが魅力な一方で、「味はボトルワインに及ばないのでは?」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

今回ご紹介するのは、南アフリカ生まれの缶ワインブランド「Vinette Wine ヴィネットワイン」と、ルイボスとハニーブッシュ由来の天然タンニンを活用し、亜硫酸塩を添加せずに造られた「ルイボスワイン(Audacia アウダシア)」です。どちらも1本600円から1,000円前後のプレミアム価格の缶ワインです。

今回は、Vinette Wineの2種類(スパークリング・ホワイト、スパークリング・ロゼ)と、ルイボスワイン3種類(シュナン・ブラン、ロゼ、メルロ)の計5種類をテイスティングしました。

実際に飲んでみると、缶ワインのイメージを変える本格的な味わいに驚かされました。本記事では、それぞれの特徴や味わい、ブランドごとの個性を、ソムリエの視点からレビューします。

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目次

今回レビューする南アフリカ産缶ワイン5種類

今回テイスティングしたのは、南アフリカ生まれの缶ワインブランド「Vinette Wine」と「Audacia」です。

Vinette Wineは、爽やかな泡立ちが楽しめるスパークリングの白ロゼの2種類をテイスティングしました。

一方のAudaciaは、一般的な酸化防止剤として使用される亜硫酸塩を添加せず、南アフリカ原産のルイボスとハニーブッシュ由来の天然タンニンを活用した、世界でも珍しいワインを手掛けています。今回は、シュナン・ブランロゼメルロの3種類をテイスティングしました。

それぞれの特徴や味わいをレビューしていきます。


Vinette Wine スパークリング・ホワイト

タイプ
スパークリング・ホワイト

テイスティングコメント
さっぱりとした飲み口で、高めの酸が印象的。青リンゴや柑橘を思わせるフレッシュな香りが広がり、すっきりとした後味が楽しめます。

実際に飲み比べてみると、グラスに注ぐよりも缶から直接飲んだ方が、泡立ちや爽快感をより強く感じました。

おすすめのシーン
暑い日やアウトドア、乾杯の一杯に。


Vinette Wine スパークリング・ロゼ

タイプ
スパークリング・ロゼ

テイスティングコメント
ラズベリーを思わせる甘酸っぱい果実味が印象的。ほのかな甘みがありながら、後味はすっきりしています。

こちらも缶から直接飲むことで、炭酸の心地よさがより楽しめました。

おすすめのシーン
生ハムやフルーツ、軽い前菜と合わせて、アペリティフとして楽しみたい一本。


Audacia シュナン・ブラン

タイプ
白ワイン

テイスティングコメント
第一印象は「リッチ」。熟したオレンジやパイナップルの香りに加え、クリーミーなニュアンスも感じました。ほのかな苦みが味わいに奥行きを与え、やや辛口で豊かな果実味が楽しめます。

グラスに注ぐと、缶ワインとは思えない本格的な印象でした。

おすすめのシーン
リッチな味わいでありながら酸が全体を引き締めているため、魚介料理やクリーム系、和食全般やアジアンフードとも好相性。ジャンルを問わず料理に寄り添える懐の広さも魅力。


Audacia ロゼ

タイプ
ロゼワイン

テイスティングコメント
オレンジやハイビスカスを思わせる華やかな香り。果実味が豊かで、食事にも合わせられる程度のほのかな甘口。

甘酸っぱい風味と甘みが心地よく、親しみやすい一本です。

おすすめのシーン
エスニック料理や少しスパイシーな料理と合わせても楽しめそうです。


Audacia メルロ

タイプ
赤ワイン

テイスティングコメント
今回最も印象に残った一本です。黒系果実の香りに加え、青さを感じる香りやスパイスのニュアンスもあり、ミディアムプラス程度のタンニン。満足感があります。

グラスに注いで飲むと、ボトルワインとして提供されても違和感のない本格的な味わいでした。実際、このワインはボトルでも販売されています。

おすすめのシーン
キャンプやバーベキューなど屋外で楽しむ赤ワインとしてもおすすめ。軽く冷やすことで果実味が引き締まり、缶ワインならではの手軽さもより活きます。

5種類のワインのまとめ表

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ワイン第一印象香り・味わいソムリエメモ
Vinette スパークリング・ホワイト
シュナン・ブラン等
8.5%
すっきり・爽やか青リンゴ、フルーティー、高めの酸缶から直接飲むと泡立ちがより心地よく感じられた。
Vinette スパークリング・ロゼ
コロンバール、ピノタージュなど
8.5%
甘酸っぱいラズベリー、ほのかな甘み、すっきりした後味缶飲みのほうが爽快感を楽しめる印象。
Audacia シュナン・ブラン
やや辛口
13.5%
リッチ熟した果実、クリーミー、ほのかな苦みグラスに注ぐと缶ワインとは思えない本格的な印象。
Audacia ロゼ
シラーズ
やや甘口
13.0%
チャーミングオレンジ、ハイビスカス、豊かな果実味食事にも合わせられる、ほのかな甘口。
Audacia メルロ
辛口
14.0%
本格派黒系果実、青々しさ、スパイス、しっかりしたタンニンボトルワインと遜色ない飲みごたえに驚いた。

まとめ

今回5種類を飲み比べて感じたのは、「缶ワインだから手軽」というだけではなく、それぞれのブランドが異なる価値を提案しているということです。

Vinette Wineは缶だからこその爽快感を生かしたスタイルで、スパークリングは缶から直接飲むことで泡立ちの心地よさがより際立ちました。一方、Audaciaのシュナン・ブランとメルロは、グラスに注ぐとボトルワインと遜色ない本格的な味わいを楽しめます。缶ワインに対する先入観が大きく変わる、そんな発見のある5本でした。

今回試飲した缶ワインの容量は250mlでした。ワイングラスで3杯程度の量です。

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Vinette WineAudacia ルイボスワイン
コンセプト手軽に楽しめるプレミアム缶ワインルイボス・ハニーブッシュ由来の天然タンニンを活用した亜硫酸塩無添加ワイン
味わいフレッシュで親しみやすい果実味が豊かで、まろやかな印象
特徴缶ワインらしい飲みやすさ缶ワインとは思えない本格感と自然な果実味
おすすめアウトドアや気軽な1杯にワイン好きやナチュラル志向の方に

この記事を書いた人

Wine Flight編集部です。この度は当サイトをご覧いただきありがとうございます。Wine Flight編集部では、CAライターと共にCA視点のワイン情報をお届けしてまいります。どうぞお楽しみに!

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